革職人記3
いろいろ絡みがあって、流行り病が少し世界を変えた。
一時はどうなるかと、一寸先も見えないなと、素直に思った。
そんな中で、新しい楽しみ方を模索する必要が自分にはあった。
そんな中で、特に何も考えず始めたのが「自分で革製品を作る事」だった。
没頭した。
気づいたら朝になるのが日常茶飯事になった。
そんな中ふと気付いた。
生活の中に、エイジングのわかる革製品を取り入れると、ほんの少しだけ豊かに楽しくなっているのではないか?
革の魅力は、底知れない。
また書きます。
革職人記2
あっという間に年を越していた。
Time flys mate.
自分はといえば、1/6から少し前まで山梨・長野を店舗の設備点検で回っていた。
ひとりで。
これがまた楽しい。
ケッパコ乗って、ひとりで1日3〜4件。
店員さん、店長さんたちとの会話だったり、
街、山、川の風景、道中の音楽。
ホテルのセレクトと、ホテル生活。
またいい思い出ができた。
前回の点検に続けて、
短いスパンで長野を2回も回れた。
長野は綺麗な山と川があって好きだ。
↑
これは確か姨捨か。
これを撮った時ひとり呟いた。
「つたわんねーよなーやっぱ笑笑」
そして最近は、ひたすら革製品を作っております。
大切な2人の先輩に、試行錯誤しながら、気合の入れたものを。
また書きます。
革職人記1
T.O.Cです。
今日から冬の風が、本気を出してきたように感じる。
ところで2022年3月から、正式に東京の革工房で修行することになった。
消防士をやめ、
なぜかずっと自分の中にあった
「海外に一定期間住む経験値を貯めたい」
を実行し、
ひとり海外の地で、
自分の通用するところと、
全くしないところを肌で感じ、
流行り病によって、
プランニングが崩壊し、
兄の会社に携わらせてもらい、
仕事というもの、経営、
その他ほんとにたくさんのことを学ばせてもらった。
兄には頭が上がらない。
つらつらと書いてしまったが、
要するに、この世には正解はないと思う。
だったら、心の声を聞いてあげられる今この状況に、
覚悟をもって行動するべきではないか。
また書きます。
融着機はこまめに充電すべし
融着機=
インターネット工事の際、光回線を熱で繋ぐことのできる特殊な機械。
#めちゃくちゃ高い。
#中古車買える。
#工事に必要不可欠さ15年連続1位。
なんでもない月曜日。
快晴。
9時からマンションのインターネット工事。
前日は2日休みをいただいていた。
きれきれにあそび飛ばしていた。
ツシッターと合流し、
高所作業車で現場に向かう。
道中に思い出す。
融着機のバッテリーやったかもしれんと
(やった=充電し忘れた)
(基本的には2日に1度はしておきたい。)
(予備バッテリーはもちろん無い)
ただ、今日はTKが別の車で来るから
その車に乗っている融着機がある。
問題ない。
現場に入り、俺はクロージャに向かった。
電柱の近くで見かけるあの謎の黒い箱。)
案の定バッテリーは既にレッドゾーン。
残量12%を指していた。
うむ、TKのやつがある。
なんなく融着を済ませて、マンションに向かう。
ツシッターから開口一番
「TK融着機忘れたらしいもんで、貸してー!」
おーssssssssssssss
残る融着ポイントは、MDFと宅内のピッグテールの2ヶ所のみ。
(MDF=マンションのみ存在する設備)
(ピッグテール=ブタのしっぽ)
全て引っ張り検査で切れることなく、パツイチで決めることができれば、望みはあるかもしれない。
「ういよ〜〜〜〜」
何事もないように、ツシッターに融着機を渡した。
ツシッターがMDFで融着をした。
パツイチだ。
さすが、俺のbro。
中に入る。
TKが作業をしていた。
俺は電源を入れる前に、やれる準備を全て行い、万全かつスピーディに電源ボタンを押した。
ピピピピピッ
誤差0.02
全く問題ない。
蓋を開ける。
。。。
パツイチだ。
冷静かつスピーディーにスリーブを加熱ゾーンに移動させる。
ウィぃぃぃん
たのむ、、ここが一番電力を使う。
……2、3秒後くらいだろうか。
電源は…………落ちた。
おわた。
俺は冷静にスリーブの状況を見極める。
そう。
その2、3秒の間に、確実に熱は発され、予熱でスリーブは少しずつ溶けていた。
結果、全て溶けきらなかったが、
融着箇所は問題なくカバーできているところまで溶けてくれていた。
試しにもう一度再起動をかけたが、
「すぐ充電してください」
という警告の元、電源は落ちた。
おれは融着機の最後まで出し切ってくれたことに感謝しつつ、
改めて、現場仕事の充電器具はこまめにすべしであると、こころに十字架を立てた。
また書きます。